タイトル

 .エアーテント

目的

  従来のエアーテント(気柱テント)は、支柱や梁の気室を縫合連結空する方法によるため、気漏れ等の不具合を起こし易く、このため圧入する空気圧を高くできないことから、
 
 一般的に強度を出すために気柱を太くして室内スペースを狭くしているが、支柱や梁の気室を直接連結しない方法を考案した。

 @災害時の避難所
 Aイベント時の催場・見学・休憩所
 B遊具
 C倉庫
 Dオートキャンプ

 

技術概要

環状ホースに圧縮流体を導入してなる平面構造部材を組み合わせて使用する。  
 @環状ホースの形状を使用の用途等により一定の形状に保つ
 A環状ホースが平行、交差する箇所を接合する
 Bシート材を貼る

 

効果

 @ 仕切りシートをすることにより、プライバシーが保持できる
 A ホースに圧縮流体を導入するので、展張が早い
 B ホースゆえに細いので、テント内が広く取れ、有効に活用
 C 水道水を導入すれば重くなり、風などに強い
 D 水道の圧力を利用して展張が可能
 E 支柱や梁の空気室を直接連結しないので、接続の不具合による空気漏れが起こりにくい
 F製作、部材の追加、分解などが簡単にできる。

 G大型の環状ホースを使用するとき平面強度が弱いときは、同一のものを併設して結合する方法や、内側に環状ホースを設けることで強化することが可能

 

アピール内容

 従来の柱・梁による工法は日本建築の考え方で、当方が考案した「環状チューブの平面構造用材」の工法はツーバイ工法の考え

 

エアーテント

簡易エアーテント(支柱1本型)

事例のエアーテントは、屋根の中央を1本の支柱で支え、下辺のホースとロープで連結することで屋根の水平を保っております。
当然シートの方が安定します。
また、このエアーテントは屋根、下辺のホース、ロープに分解でき、現地組み立てができます。