タイトル

 救命筏    避難場所がチューブの中です

目的

不使用時には折り畳んで小さく収納でき、使用時には大径チューブを構成する複数本の小径環状ホースを膨らませ、大径チューブの中空孔空間に人間が入り込んで避難する救命筏を提供する。

 

技術概要

一端部を揃えて螺旋状に巻回させた複数本の小径環状ホースから成るチューブで、
 該ホースに水や空気等を圧入することにより、折畳み状態から伸張して両端に大径開口及び内部に大径中空孔が形成される流体導入式中空孔形成チューブを用い、
複数本の小径環状ホースに流体が導入されたときに,大径中空孔内に救難室が形成される

 

効果

構造の特徴としては
  @チューブが外皮とホースからなることで、それぞれの目的に則した材料を使用することができる。
  Aチューブは複数本の小径ホースから成っていることから、ホースに破損が生じても、他のホースがカバーすることでチューブの安全を保てる。

チューブ内に避難することにより、

@避難者が荒海に投げ出されることが無い。

A風雨や冷気を防ぐことができる。

B多数の収容が可能

Cプライバシー守れる

 

アピール内容

救命筏の浮体となる大径チューブに、流体導入式中空孔形成チューブを用いることにより、該チューブの中空孔へ避難することで安全性・居住性の向上を図った。

 

その他 

救命筏・ボート